女子スキージャンパー日本代表の高梨沙羅さん。
2022年中国で開催された北京オリンピックでは、個人総合4位とメダルに届かずも気分を一新して混合団体に出場。
日本の先陣を切ってジャンプに挑んだものの、競技後に行われたスーツ計測により規定違反で失格となりました。

同じ競技ではメダル争い有力と言われていたオーストリア、ドイツと続々とスーツの規定違反で失格者が出たことで
「スーツの規定違反って何?」「短足スーツって?」と話題となりました。
確かに写真を見ると、高梨沙羅さんがいつもより足が短いように感じられますが、これにはきちんとした理由があるんですね。
今回は高梨沙羅さんの普段の足の長さを写真で比較しながら、失格となってしまったスーツの規定違反・短足スーツの詳細についても解説していきます。
高梨沙羅は足短いは嘘!筋肉質で美脚、雑誌の表紙を飾ったことも
はじめに高梨沙羅さんについて身長や体重などの簡単にプロフィールを紹介します。
高梨沙羅の身長や体重などのプロフィール

始めに高梨沙羅さんのプロフィールからです。
氏名 | 高梨沙羅 (たかなし・さら) |
生年月日 | 1996年10月8日 |
年齢 | 25歳 |
身長 | 152cm |
体重 | 44kg |
出身 | 北海道上川郡上川町 |
出身校 | 上川町上川小学校 上川町川上中学校 日本体育大学 |
成績 | ソチ五輪4位 平昌五輪銅メダル |
小学校2年生からジャンプを始め、15歳でワールドカップ初優勝を果たし注目されました。
その後は3期連続して冬季オリンピックに出場しており成績を残しています。
W杯を含め表彰台に登った数は109回と男女含めて歴代最多数。今や日本のスキージャンプ界を引っ張る存在です。
高梨沙羅は筋肉質な美脚の持ち主

高梨沙羅さんのジャンプスーツの写真を見ると、足が短いと感じるのですが実は高梨選手は圧倒的な美脚の持ち主。
鍛えられた足に「足が綺麗!」「素敵!」と称賛の声もあります。
過去には女性誌の表紙にもチャレンジしており美しすぎる鍛え抜かれた生足が絶賛されました。
ヒールを履いていることも影響していますが、そこまで高梨沙羅さんの足が短いとは感じないですよね。
それではどうして今回の北京オリンピックでは高梨沙羅さんの足が短いと感じたのでしょうか?
高梨沙羅の足が短く見える短足スーツが規定違反で失格に!その理由は?
2022年の北京オリンピックでは、高梨選手が着用したスーツが規定違反で失格に。
太ももあたりが規定より2cm大きかったことが失格理由です。
写真を見ると、確かに普段の高梨沙羅選手より足が短いと感じられると思います。

高梨沙羅選手が着用しているスーツは「短足スーツ」と呼ばれるものです。
「短足スーツ」は足の長さよりも短いスーツを履くことで、モモンガのように風を受けることが出来るため滞空時間が長くなり、飛距離が長くなります。
90年代の写真を見ると、確かに今よりもダボダボしたスーツを着用しているのが分かりますね。

短足スーツを履くことで飛距離を最大限まで伸ばすことができるため、スーツの規定は幾度となく改定を繰り返してきました。
あまりにも体にフィットし過ぎると落下スピードが上がり、危険性が増えるため毎年のように改定していたようです。

実は高梨沙羅選手はスーツの規定違反を受けたのは今回が初めてではありません。
スーツの規定を意識しながらも、ルールの範囲内ギリギリを攻めた結果標高が高く筋肉の萎縮なども影響し計測で失格となってしまいました。

写真を見てみると、どうしても普段の高梨沙羅さんの足の長さよりかなり足が短いと感じられるため、
勝負のために極限まで攻めた結果、失格の判定となってしまったのかもしれません。
まとめ
今回は、高梨沙羅は足短いは嘘!高梨沙羅選手の身長や体重、短足スーツが規定違反で失格となった理由について解説しました。
今回残念ながら失格となってしまった高梨沙羅選手。
最大限の努力をした結果に誰も攻める人はいません。
落ち着いたら沙羅さんの元気な笑顔がまた見たいですね!