初恋の悪魔のネタバレとあらすじを原作の最終回の結末まで!漫画の脚本家は?
林遣都さんと仲野太賀さんのW主演で話題のドラマ「初恋の悪魔」。
原作は漫画でも小説でもなく、脚本家によるドラマ完全オリジナル作品です。
数々の名作を生み出した脚本家、坂元裕二さんの書き下ろしであり当て書きの本作品に注目が集まっています。
林遣都さんと仲野太賀さんは2007年映画「バッテリー」で初共演。
その後も公私で仲の良いふたり、今回の共演は2009年「RISEUP」以来となります。
プロデューサーの強い希望により実現した今回のドラマのネタバレを最終回まで詳しく紹介!
今回は、新土曜ドラマ「初恋の悪魔」のネタバレと結末予想をお届けします。
目次
スポンサーリンク
【初恋の悪魔】ネタバレとあらすじを最終回まで!
「初恋の悪魔」ネタバレとあらすじを最終回まで1話から一挙紹介!
【初恋の悪魔】1話ネタバレとあらすじ
1話ネタバレ
- 馬淵は、署長の雪松から兄の朝陽の死に鹿浜が関係していることから監視することを告げられる
- 馬淵と仲が良かった会計課の小島は、お互いに“警察が嫌い”という共通の認識を持っていた
- 人の恋愛感情に否定的だった鹿浜は、少しがさつな星砂に恋心を抱いてしまう
1話の詳しいネタバレ
境川警察署の総務課の馬淵悠日(仲野太賀)は、署内では行政職員として捜査のための雑務をこなしていた。
馬淵は“自分が陰にいるからこそ光の当たる場所にいる人ができる”と考えるほど、裏方の仕事に徹していた。
馬淵が病院内で転落死した少年・野田新(柴崎風雅)の事件の備品管理の仕事に出向いた日に、署長の雪松鳴人(伊藤英明)から呼び出される。
そこで凶悪犯罪愛好家であり現在停職中の、鹿浜鈴之介(林遣都)が亡くなった兄の朝陽(毎熊克哉)の死に関係しているはずと監視を言い渡される。
乗り気ではない馬淵だったが、雪松の圧力に負け鹿浜との接触を試みるのだがあまりに風変わりな様子に困惑。
鹿浜に野田の転落死に関しての助言を求めると、ありもしない凶悪犯を作り上げるなど突拍子もない発言に呆れてしまう。
その頃会計課の小島琉夏(柄本佑)は、捜査一課の新米刑事である服部渚(佐久間由衣)に一目惚れしていた。
なんとか渚の力になりたいと考えた小島は、馬淵の力を借りて事件を解決することを決意するのだった。
捜査の経験のない馬淵たちは、まずは資料集めをしようとすると資料集に忍び込んでいた摘木星砂(松岡茉優)と出会う。
星砂は何かを探していたようだが、2人に探られないためにと捜査に協力することにするのだった。
独自に捜査することにした3人は、鹿浜の自宅で捜査会議をすることにし事件について考えを巡らせる。
鹿浜は医師がシリアルキラーであり、殺人衝動を抑えられなかったのではないかと意見を述べる。
馬淵は、事件前夜に花火大会が行われておりそれを見るために身を乗り出すぎたのではないかと語る。
しかしどの推理にもどこか納得がいかない様子で、現場を再度訪れると大物芸能人が入院していることを知る。
その翌日、刑事課では自殺として事件が解決されそうになっていたのだが渚は医師が怪しいと主張をする。
さらに渚はその医師が野田の友人であり事件翌日にICUに移動となった松本大希(髙橋來)の手術をすることになってしまったと慌てるが、他の刑事たちは耳を貸そうとはしなかった。
渚のピンチに気がついた小島たちは少年の友人が動画日記を撮影していたことに気がつき、その動画を注意深く確認する。
亡くなった少年は、窓の外を見ながら、自分は花と会話ができ花が枯れたら自分も死ぬと語っていた。
自殺の線が濃くなっていく中、犯行が疑われる医師が夜に廊下を走っていたことが判明する。
そして少年の病室の向かい側には、同じく入院している島倉栞奈(吉田空)の存在と窓際に置かれた花があることに気がつく。
少年の言葉から、2人にはなんらかの関係があったことや栞奈が亡くなったことで野田が大きく気を落としたのではと推測する。
さらに前日の夜に医師が慌てて廊下を走っていたことから、その医師が栞奈の手術を途中で切り上げ大物芸能人の手術に向かったのではないかという推理に行き着くのだった。
小島は大急ぎでそれを渚に伝えに行くと、単なる自殺ではないとして捜査が開始される。事件を解決した後、雪松からの指示で鹿浜の監視を続ける馬淵は鹿浜が星砂に恋をしてしまったことに気がつくのだった。
捜査中の事故で亡くなった朝陽と、鹿浜にはどんな関係があるのかとても気になりますね。
さらに鹿浜の向かいの家に住んでいる怪しい人物も、あまりに怪しすぎる行動も気がかりです。
そしてかなり個性的な4人が集まって捜査をしていますが、この4人にもそれぞれ秘密がありそうで今後の展開が楽しみですね!
【初恋の悪魔】2話ネタバレとあらすじ
2話ネタバレ
- 兄の朝陽と比べられてきた悠日は、自分の感情を押し殺して生きてきていた
- 劣等感から兄との連絡を断ってきた悠日だが、星砂の言葉によってようやく向き合う覚悟を決める
- 朝陽とはなんらかの関係があるような星砂の描写が写し出される
2話の詳しいあらすじ
追馬淵悠日(仲野太賀)は、美人な恋人の結季(山谷花純)との結婚に向けて相談をしていた。
経済的に余裕のある結季からは結婚を機に専業主夫になるようにと言われており、日頃から人の幸せを願う悠日はそれを快諾する。
そのことを伝えられた鹿浜鈴之介(林遣都)は、あまりの衝撃に動揺を隠せずにいた。
恋愛感情というものが信じられない鹿浜だったが、悠日から摘木星砂(松岡茉優)のことを指摘されさらに動揺してしまう。
翌日悠日は兄の朝陽(毎熊克哉)の法事で両親にそのことを伝えようとするが、うまく言葉が出ず話せずにいた。
そこに署長の雪松鳴人(伊藤英明)がやってくると、両親から蔑まれる悠日のことが気にかかる。
雪松から優しい言葉をかけられる悠日だったが、悠日は「あまり兄とは仲が良くなかった」と笑顔を見せるのだった。
そんなある日、境川署管内の団地で殺人事件が発生してしまうと忙しそうにする服部渚(佐久間由衣)を心配した小鳥琉夏(柄本佑)に誘われた悠日はまたしても巻き込まれてしまう。
早速鹿浜の自宅で捜査会議を開いた悠日たちは、殺された男性が弟とコンビを組んでいた芸人だと説明する。
第一発見者の弟の日出夫(六角精児)を怪しむ鹿浜だが、日出夫には事件発生後に現場にやってきたという立派なアリバイがあることに気がつく。
捜査が行き詰まり解散することになった悠日は、その帰り道結季が他の男性といる場面に出くわしてしまう。
その後結季と話し合いをする悠日は、結季から「新しい結婚の価値観なのだ」と説明され承諾してしまうのだった。
琉夏にそのことを伝えて退職することを告げるのだが、琉夏は事件解決までは辞めさせないと言われ捜査を続行することになる。
当初は乗り気ではなかった鹿浜だったが、凶器がハサミだと知るとハサミマニアの鹿浜は目を輝かせやる気を見せる。
入念な捜査の結果、団地に響いた叫び声が犯人のものでありその声を聞いた住人が逃げたことにより団地全体を密室状態にした犯行だと気がつく。
そして犯人が弟の日出夫であり、兄に借金をしていたことや不仲になったことからの犯行だと推理するのだった。
日出夫の犯行だと気がついた悠日は、実は朝陽が自分をとても気にかけていたことを思い出し兄弟の犯行ということに複雑な表情を浮かべる。
浮かない顔の悠日に声をかけた星砂は、悠日の気持ちに寄り添い本音を語らせることでその傷を癒そうとするのだった。
悠日は星砂の言葉で、朝陽が亡くなる前日にかかってきた電話に出なかったことの後悔を語りだす。
その時の後悔を少しだけ和らぐことができた悠日は、星砂が朝陽のことを知っているのでは?と疑問に持つ。
そんな悠日からの問いかけに星砂は、わからないと答え笑顔を見せて帰っていくのだった。
気分がすっきりした悠日は、仕事を続けることにし結季とも別れる決意をして朝陽の事件を調べ直す。
するとケータイもスマホも遺留品の中にはなかったことに気がついた。
一方自室で呆然とする星砂は、部屋の中に置かれたもう一台のスマホを手に取るとそこには朝陽と悠日の思い出のシールが貼られていた。
その頃、怪しい隣人の森園真澄(安田顕)の監視を諦めた鹿浜は自宅の窓ガラスが割れる音に気がつく。
慌てる鹿浜は、乱暴に叩かれるドアの向こうに血だらけでスコップを持った森園がいることに驚いてしまうのだった。
笑顔で人の幸せを願ってきていた悠日ですが、実はかなりのコンプレックスがあることに驚きました。
悠日のコンプレックスもそうですが、星砂もかなり怪しい雰囲気があって妙な男っぽさからみて朝陽が乗り移ったという展開も有り得そうですね!
鹿浜の隣人の森園の突然の出現なども、今後の展開がかなり楽しみなラストでしたね。
【初恋の悪魔】3話ネタバレとあらすじ
3話ネタバレ
- 悠日は、優しくしてくれる星砂に恋心が芽生えてしまう
- 朝陽が実弾を一発無くしており、星砂は肩を撃たれていた過去があることが判明する
- 多重人格の可能性がある星砂は、見に覚えのない朝陽のスマホが自宅にあることから記憶にない朝陽の事件を調べていた
3話の詳しいあらすじ
摘木星砂(松岡茉優)はスーパーからの依頼で、万引き犯を捕まえるために店内を歩いていた。
万引きを目撃した星砂だったが、証拠となる監視カメラの映像には死角があり決定的な瞬間は写っていなかった。
さらに捕まえた犯人の鞄の中にも盗んだものが入っておらず、店長の山田(今野浩喜)は冷たい視線を星砂に向ける。
翌日も張り込みをする星砂だったが、先日同様決定的瞬間と盗んだ商品を発見できずに頭を悩ませる。
困惑する星砂だったが、パート主任の絹代(松金よね子)からは笑顔で「またよろしくね」と明るく声をかけられるのだった。
一方馬淵悠日(仲野太賀)は、鹿浜鈴之介(林遣都)からの切羽詰まった様子の電話に驚き自宅へ向かう。
荒れた部屋に驚く悠日は、昨夜鹿浜の身に起きた空き巣と隣人の森園真澄(安田顕)の壮絶な話を聞かされる。
疲れ切った様子の鹿浜がふと星砂の話をすると、悠日は「それは完全に恋している」と指摘するのだった。
その話を聞いた小鳥琉夏(柄本佑)は、鹿浜と星砂を近づけようと計画するのだが先日のことやフラレた自分を明るく慰めてくれた星砂のこととあって悠日は複雑な表情を浮かべる。
それでも悠日は、万引き事件のことで悩む星砂のために鹿浜に協力を依頼することにする。
しかしそこで鹿浜の気持ちに気がついた星砂は、そのことを計画した悠日たちに腹を立て出ていってしまう。
なんとか星砂を呼び止めた悠日は、お詫びにと飲みに誘うとそこで星砂の前に謎の男性が現れる。
怒った様子の男性だったが、星砂は全く見に覚えがないようでそのことに困惑しすぐさま帰ってしまうのだった。
星砂や鹿浜との関係が微妙になってしまった悠日は、署長の雪松鳴人(伊藤英明)から朝陽(毎熊克哉)が実弾を一発無くしていたことを聞かされる。
発砲した可能性もあるかもしれないことを聞かされた悠日は、朝陽のさらなる謎に頭を悩ませてしまう。
その頃、家の鍵をなくしてしまった星砂は知り合いで元監察医の小洗杏月(田中裕子)の病院に転がり込む。
そこで星砂が以前肩を撃たれてやってきたことを口にするが、星砂はあまり覚えていないと苦笑いを浮かべるのだった。
その後気持ちを切り替えた鹿浜から連絡を受けた悠日は、星砂のために万引き事件解決に乗り出す。
店内の防犯カメラの映像を確認していた4人は、絹代が死角を作っていたことに気がつく。
さらにシステム上録画と再生が同時にできない防犯カメラだと知ると、とある推測を立て再度万引き犯の逮捕に動き出す。
その翌日絹代が万引き事件を作り上げ、その騒動の最中にお店のお金を横領している現場を抑えることに成功するのだった。
鹿浜に事件解決を伝えに来た悠日だが、鹿浜からは「もう来ないでほしい」と告げられ途中で出会った星砂と居酒屋にやってくる。
鹿浜の話をしようとした悠日だったが、そこで星砂が多重人格の可能性があることを告げられる。
驚く悠日だったが、目の前で星砂が急にパニックを起こし飛び出してしまったのを目の当たりにする。
慌てて追いかける悠日が優しく星砂を抱き寄せると、我に返った星砂は困惑した表情を浮かべる。
その騒ぎの近くでは、雪松が冷たい表情で歩いていたのだった。
スーパーの万引き事件の本当の狙いや、消えた商品の謎などとても凝ったトリックでしたね。
それよりも、星砂の多重人格説や朝陽の実弾と星砂の負傷などそちらの謎のほうが気になってしまいました。
登場人物のほとんどが怪しすぎて、今後の展開がますます楽しみにですね!
【初恋の悪魔】4話ネタバレとあらすじ
4話ネタバレ
- 社会のマナー違反をする一般人が次々と襲われ、渚もその被害にあってしまう
- まともな人物かと思われた森園には、妻と語る存在が複数人いることを知った鹿浜は喜びを感じる
- 星砂と悠日の間がいい雰囲気になるが、雪松にそれを気づかれてしまい雪松は階段から落ちてしまう
4話の詳しいあらすじ
境川署管内で、社会のマナーやルールを守らない人たちが次々とダーツの矢のようなもので襲われるという事件が発生する。
数日後世界英雄協会を名乗る人物からの犯行声明が出されると、刑事課の服部渚(佐久間由衣)はその事件に関して捜査すべきだと主張する。
刑事課のメンバーが乗り気ではない中、渚に恋心を抱く小鳥琉夏(柄本佑)は馬淵悠日(仲野太賀)を強引に捜査に巻き込む。
そんな悠日には、部屋の鍵を多重人格のせいで無くした摘木星砂(松岡茉優)を自宅に泊めているという秘密を隠していた。
悠日は自宅にいる星砂に対して特別な感情を抱いてしまうが、多重人格に悩む星砂にどう声をかけていいのか解らずにいるのだった。
そんな中、世界英雄協会を名乗る人物の犯行はさらに大胆になっていき悠日と星砂の通勤時間に事件が発生してしまう。
防犯カメラの映像からも犯人の姿を捉えることができずにいると、犯人から挑発的なメッセージが警察へと送られてくるのだった。
犯人は数字を使った犯行声明を出したことにより、会計課の小鳥がその謎を解くことになってしまう。
渚の応援もあり懸命な謎解きの結果小鳥は見事に場所を特定するのだが、そこに向かった渚が襲撃にあってしまうのだった。
その頃鹿浜鈴之介(林遣都)は、隣人の森園真澄(安田顕)の助言によりつけられていた盗聴器の存在を知ることになる。
盗聴器を森園と外していた鹿浜は森園がまともな人間かもしれないと、凶悪犯罪者の可能性が薄いことを知りショックを受けてしまう。
鹿浜は森園の件のショックや、悠日と星砂の関係がどうしても気になってしまい小鳥たちの捜査会議要請を断ってしまう。
仕方なく小鳥は悠日の自宅で犯人からの暗号を解き、ついに次の犯行場所を特定することに成功する。
悠日と星砂そして小鳥たちがその場所に向かっていくと、犯人がドローンを使い犯行を行っていたことに気がつく。
その頃森園には妻と名乗る人物が数名いることを知った鹿浜は、森園の異常性に喜びを覚えていた。
気持ちを切り替えることに成功した鹿浜は、犯人からの暗号を解いてドローンに襲われる3人を助けに行くのだった。
その後改めて自宅捜査会議をすることになった4人は、ドローンを操作している場所の特定を急ぐ。
ドローンの操作場所を特定した4人だったが、捜査権のない自分たちでは何もすることができずに落ち込む。
なんとか犯人を捕まえたい一心の小鳥は、必死に犯人の居場所までやってくるとそこに警察がかけつけさらに非力さを感じてしまうのだった。
無事事件も解決した星砂は、町医者の小洗杏月(田中裕子)に相談をして多重人格のことを悠日に打ち明けることにする。
その話を聞いた悠日は、兄の朝陽(毎熊克哉)の死に関係しているかもしれないと語る星砂を優しく抱きしめるのだった。
そんな2人が別れようとした時、署長の雪松鳴人(伊藤英明)がやってきて星砂の腕を強く掴む。
必死に抵抗しようとする星砂と悠日ともみ合いになった雪松は、勢い余って階段から転げ落ちてしまうのであった。
渚のために必死に謎解きをする小鳥がとても可愛らしくて、ひねくれ者ですが真っ直ぐな人物なんだと改めて感じました。
渚と小鳥や星砂と悠日の恋の展開がとても楽しみな回でしたが、やはり印象的なのは鹿浜の発した「妻ズ」という発言ですね!
妻ズたちの存在も気になりますが、あまりに怪しすぎる森園の今後にも注目していきたいですね。
【初恋の悪魔】5話ネタバレとあらすじ
5話ネタバレ
- 鹿浜と森園は、自宅の中にあった地下室ほ謎を残された日記をもとに紐解いていく
- 人付き合いが苦手だった鹿浜の心を動かした静枝の存在や、鹿浜がこの件を機に友達の大切さを知ることになる
- 雪松を怪しんだ星砂が朝陽のスマホを持って逃げてしまうが、別の人格が目を覚ましその姿を鹿浜に知られてしまうことになる
5話の詳しいあらすじ
森園(安田顕)と共に開かずの扉となっている場所の存在を知った鹿浜(林遣都)は、地下室へと通じる階段があることを知る。
恐る恐る進んでいった鹿浜は、その先に監禁部屋のようなものがあることを知り驚いているとなんと森園によってその部屋に閉じ込められてしまう。
意味がわからない鹿浜に、森園は5年前に起きた中学生殺人事件の話をして鹿浜が犯人ではないかと口にする。
中学生は誘拐されたあとに母親にメッセージを送っており、そこには「地下室のような場所に閉じ込められた」と書かれていたのだと言う。
森園は自分を監視する鹿浜が怪しいかもしれないと考えており、その罪を認めさせようと監禁したのだった。
一方、突然現れた署長の雪松(伊藤英明)に驚き階段から突き落としてしまった悠日(仲野太賀)と星砂(松岡茉優)は慌ててしまう。
しかし頑丈な雪松が無事であることを知ると、悠日たちは雪松の力を借りて兄の朝陽(毎熊克哉)のスマホのロックを解除する決意を固めるのだった。
その頃、憧れの渚(佐久間由衣)は瑠夏(柄本佑)に事件解決のヒントが書かれた手紙が届くことを打ち明ける。
喜びを我慢する瑠夏だったが、渚はその差出人が優秀な刑事だった鹿浜だと思っていると聞くとショックを受ける。
しかし渚がその鹿浜と連絡がつかなくなっているのだと心配していることを知ると、複雑な気持ちになってしまう。
鹿浜に嫉妬しながらも、瑠夏は悠日を誘って自宅を訪ねることにするのだがチャイムを鳴らしても応答がないことにすっかり嫌われてしまったのだろうと考えるのだった。
2人の予想とは裏腹に、鹿浜は森園から監禁されこの家のことを聞かれており鹿浜はこの家に住むことになった経緯を語り始める。
鹿浜は体調の悪そうな老婦人の椿静枝(山口果林)と出会い、不思議ながらも温かい静枝に心を開いていったことを語り始める。
小さい頃から人付き合いが苦手だった鹿浜が、自分を受け入れてくれた静枝に次第に心を開いていったのだと話す。
そんな話をする中、鹿浜は一瞬の隙をつき逃げようとするのだが森園ともみ合いになり2人は地下室に閉じ込められてしまうのだった。
閉じ込められてしまった2人は、そこで鹿浜は刑事であることや森園が小説家であることを語り始めお互いの疑惑が晴れるのだった。
そんな中、鹿浜が心配になった悠日たちが再度家を訪ねると家の鍵が開いていることに気がつき自宅の中を捜索する。
鹿浜のことを見つけられずにいた悠日たちだったが、そこで監視カメラの存在と静枝の日記を発見するのだった。
その頃地下室の中では、鹿浜がこの部屋に監禁されていた天川篤彦(宮崎秋人)が残した日記を発見する。
そこで鹿浜たちは、静枝の娘と孫が外壁崩落事故に巻き込まれ亡くなったことを知りそれを担当していた市役所職員の天川を殺すつもりだったことを知る。
静枝の意外な一面に困惑する鹿浜だったが、なんとか助けにやってきた悠日たちに救助される。
ショックを隠せない鹿浜だったが、静枝が鹿浜との時間で復讐心が消えたことを知り嬉しさと悲しさで涙を流してしまうのだった。
監禁事件が解決すると、今度は雪松に呼び出された悠日と星砂が朝陽が亡くなった事件現場に連れてこられる。
そこで亡くなった経緯を聞いた雪松が悔しさを滲ませると、悠日は朝陽のスマホの解析を雪松に依頼する。
しかし怪しさを感じた星砂は、朝陽のスマホを持って姿をくらましてしまうのだった。
その翌日、刑事課に復帰した鹿浜が東京にやってくるとそこで別の人格が目を覚ました星砂を見つけその変わりように驚いてしまうのだった。
今回も安田顕さんのぶっ飛んだ演技や、鹿浜のカラオケでのシーンで笑ってしまいました。
ストーリーの方も、あまりに怪しすぎる雪松の行動や森園との意外な関係にびっくりしてしまいました。
5年前の中学生殺害事件の関係や、朝陽が無くした実弾の経緯が雪松と関係しているような雰囲気もあって黒幕が雪松なのではないかとさらに怪しさが増してきましたね!
【初恋の悪魔】6話ネタバレとあらすじ
6話ネタバレ
- 星砂は祖母を亡くしたショックから家出をし、そこでもう一人の人格が目覚めてしまう
- もう一人の星砂はリサという女性に守られ生活をしていたが、人格が切り替わってしまい感謝を伝えられずにいた
- 現在リサは殺人事件の容疑者として逮捕されており、その事件と森園が追う事件さらには朝陽が亡くなった事故などが繋がり始める
6話の詳しいあらすじ
仕事で東京にやってきた鹿浜鈴之介(林遣都)は、そこで摘木星砂(松岡茉優)を見つけしどろもどろになりながら声をかける。
声をかけられた星砂は人格が変わった状態であったが、自分のことを知っていることに安心したのか宿代わりにしているマンガ喫茶に鹿浜を連れて行く。
あまりに様子がおかしい星砂に困惑した鹿浜が足早に帰ってしまうと、星砂は「おかえりリサ」と呟き眠りにつくのだった。
翌朝目を覚ました星砂は、人格が入れ替わっていたことや2人で入店したことに慌てるが持ち物に異変がないことに一安心する。
その頃職場にやってきた馬淵悠日(仲野太賀)は、小鳥瑠夏(柄本佑)に星砂がいなくなったことを相談する。
小鳥は鹿浜なら知っているかもしれないと自宅を訪ねるが、鹿浜は昨夜のことに動揺して何も言えずにいるのだった。
そんな2人のもとに、隣人である森園真澄(安田顕)がやってくると2人に5年前の事件のことを語り始める。
森園は5年前の中学生殺人事件で逮捕されたホームレスの弁護士をしていたのだと語ると、気がかりな点が多くあり冤罪の可能性があると伝える。
森園の的確で鋭い考察に心を動かされた鹿浜は、その事件について独自に再捜査をする決意を固めるのだった。
そんな中自宅に戻ってきた悠日は、星砂が帰ってきていることに安心すると星砂の記憶が消えるようになった話を聞かされる。
その話からとある製作所のことを耳にした悠日は、次の休みの日にその製作所を星砂と訪ねることにする。
そこで星砂は同い年くらいの女性から「リサのことも忘れたのか?」と厳しい言葉で追い返され、有力な情報を得られずに帰ることになってしまう。
その夜星砂の「どっちが本当の自分なのかわからない」という苦悩を知った悠日は、元気づけるために優しい言葉をかける。
しかしその途中またしても人格が切り替わった星砂は、あまりのパニックで悠日が目を離した隙に出ていってしまうのだった。
出て行ってしまった星砂は、鹿浜の自宅を訪ねることにするとそこで家出したことや助けてくれたリサ(満島ひかり)という恩人の話、そして二重人格であることを話す。
そこで星砂はリサが本当に困っている時に人格が切り替わったため守れなかった事、再度切り替わった時には7年が経過していたの事を語る。
さらにリサが殺人事件の容疑者となっていることや、それを捜査していた朝陽(毎熊克哉)と会ったのだという。
なんとか止めようとした星砂だったが、リサを追い詰めようとする朝陽の威嚇射撃の流れ弾が当たったことでまたしても記憶が途切れてしまったのだった。
涙を流して過去を話す星砂を見た鹿浜は、守ることを決心するが悠日と星砂が交際していることに頭を悩ませてしまう。
その頃星砂を心配する悠日は、署長の雪松鳴人(伊藤英明)の狙いが朝陽のスマホではないかと疑いを持つ。
問い詰めようとする悠日だったが、雪松はから「警察を辞めるように」と圧力を受けついカッとなってしまった悠日は雪松を殴ってしまう。
一方森園と調査をしていた鹿浜は、その事件とリサが関わったという事件が似ていることに気がつく。
何者かによる連続殺人事件の可能性を感じた鹿浜たちは、小鳥や悠日を自宅に呼んで捜査会議をすることにする。
呼ばれた悠日は、そこで星砂を発見し安心するのだが人格が切り替わっている星砂は驚きのあまり鹿浜に寄り添い悠日を驚かせるのだった。
森園たちの事件とリサの事件の共通点が明らかになり、悠日を排除しようとする雪松がさらに怪しく感じるようになりましたね。
雪松は誰かを庇っているのか、それとも雪松本人が殺人事件の犯人なのかかなり気になってしまいました。
二重人格だと告白した星砂ですが、どっちが本当の自分なのか悩んでいるようでこの難しい問題を悠日たちはどう解決していくのか楽しみですね!
【初恋の悪魔】7話ネタバレとあらすじ
7話ネタバレ
- 人格が切り替わった星砂に困惑する遥日は、星砂が戻ってきてくれるはずだと希望を捨てずにいた
- しかし事件を解決しても星砂は元には戻らず、仕事もクビになったストレスから「返してほしい」と詰め寄ってしまい鹿浜たちとの関係が崩れてしまう
- 雪松を怪しむ森園が揺さぶりをかけると、それに反応した雪松は響子という女性に連絡をして怪しげな言葉をかける
7話の詳しいあらすじ
遥日(仲野太賀)は人格が入れ替わり行方をくらました星砂(松岡茉優)が、鹿浜(林遣都)の自宅にいることを知る。
喜ぶ遥日だったが、星砂が怯えた様子を見せたため未だ人格が入れ替わったままだと知り困惑する。
そんな中鹿浜の自宅近くで5年前と同じ殺され方をした男子大学生の遺体が発見され、森園(安田顕)は「シリアルキラーに違いない」と調査に乗り出す。
森園が独自に集めた資料を鹿浜に見せていると、その中にリサ(満島ひかり)の写真があることに気がついた星砂は「リサの冤罪をはらせるかもしれない」と一緒に捜査することを決意する。
一方兄のことで署長の雪松(伊藤英明)を殴ってしまった遥日は、自宅謹慎を命じられ星砂のこともありふさぎ込んでしまう。
遥日を心配してやってきた小鳥(柄本佑)が声をかけると、遥日は「絶対に戻ってくるはずだ」と希望的観測を口にするのだった。
男子大学生の事件を捜査していた鹿浜は、星砂のアドバイスにより交際相手の桐生菜々美(あかせあかり)の存在に気がつく。
菜々美のアップしたインスタを見た鹿浜は、殺害現場に落ちていたネイルと同じものを菜々美がつけていることに気がつく。
話を聞こうとした鹿浜だったが、捜査にあたる県警捜査一課もまたそれに気がついており菜々美を任意で連れて行ってしまう。
菜々美は事件当日一人カラオケをしていたのだと話し、そこで大学の友人に出会い話をしたことを説明する。
しかしその友人たちはおろかカラオケ店の店員もまた菜々美とは会っていなかったと語り、ますます疑われてしまうのだった。
その頃いつまでも入れ替わったままの星砂を心配した遥日は、町医者で星砂とは古い付き合いの小洗(田中裕子)に星砂の秘密を打ち明ける。
遥日の言葉ですべての謎に合点がいった小洗は、人格が入れ替わる前に星砂が書いた手紙を遥日に渡す。
そこで星砂からのメッセージを受け取った遥日は、星砂の「悲しまないでほしい」という気持ちを知り涙を流すのだった。
雪松からクビを言い渡されてしまい落ち込む遥日に、小鳥は「捜査に参加してほしい」とお願いをして自宅捜査会議を開くことにする。
そこで菜々美のアリバイを語らなかった友人たちが、高校生と酒を飲み合コンしていたのではないかと気がつく。
そしてそのことを知りながらも酒を提供していた店員もグルになり、菜々美のアリバイに対して嘘をついていたことに行き着くのだった。
その直後、星砂の仕草から元の星砂がまだ中にいることを知った遥日は「摘木さんを返してほしい」と強い口調で訴える。
困惑する星砂を心配した鹿浜が間に入ると、鹿浜と遥日の間に不穏な空気が流れてしまうのだった。
その頃独自に捜査をしていた森園は、仕事から帰ろうとする雪松を呼び止め話をすることにする。
揺さぶるような言葉をかける森園だったが、雪松はなんとか冷静を保ちながら自分の車に乗り込む。
汗だくになりながら電話を手にした雪松は、“響子”と言う女性に「全て終わった」と連絡しそっと涙を流すのだった。
ますます雪松が黒幕なのではないかとという疑惑が立ち上がる回でしたが、なかなか繋がりが読めない展開ですね。
初恋の悪魔というタイトルにどんな意味があるのかと考えれば、星砂や渚にも怪しさを感じてしまいます。
響子という人物に連絡をしていた雪松の焦りようから、森園に何があったのではないかと考えさせられてしまうラストシーンでしたね!
【初恋の悪魔】8話ネタバレとあらすじ
8話ネタバレ
- 朝陽のスマホの暗証番号を手に入れた遥日たちは、通話履歴からなんとか情報を得ようと動き出す
- 朝陽は被害者だけでなく加害者へのフォローをするなど優しさに満ち溢れた人物であることが判明すると、星砂はリサの事件について複雑な気持ちになってしまう
- 森園たちはもう一人捜査線上にあがった人物を探ろくとするのだが、雪松ではないことが明らかになってしまう
- 遥日はリサへの発砲の話を知り、雪松のことを追うことにするのだった
8話の詳しいあらすじ
5年前と3年前の殺人事件を追っていた鹿浜(林遣都)と森園(安田顕)は、その背後に署長の雪松(伊藤英明)がいることを怪しんでいた。
リサ(満島ひかり)の冤罪を晴らそうと星砂(松岡茉優)もその捜査に協力するのだが、やはりいつ人格が切り替わってしまうのかと不安を抱えていた。
一方雪松を殴ってしまった遥日(仲野太賀)は警察をクビになってしまい、見送りに来たのは小鳥(柄本佑)だけという寂しい最終日を迎える。
星砂も戻らず仕事も失ってしまった遥日の前に心配した両親がやってくると、そこで朝陽(毎熊克哉)のスマホの暗証番号を教えられるのだった。
星砂とのこともあり複雑な心境の遥日だったが、意を決して朝陽のスマホのロックを解除する決意をする。
なんとか情報を探ろうとするが、残されたデータからはあまり有力な情報を得られずに発信履歴から朝陽のことを探ることにする。
発信履歴の場所を一つずつ探っていく遥日たちだったが、そこで聞かされるのは朝陽の心優しい一面ばかりであった。
星砂は朝陽がリサを撃った現場を目撃しており、優しい朝陽のことを聞かされさらに複雑な気持ちになってしまうのだった。
それは遥日も同じであり、朝陽がどうしてリサを撃ってしまったのかという理由が理解できずにいたのだった。
朝陽の気持ちが解らない遥日が悩んでいると、朝陽の発信履歴に合った“みぞれさん”という人物から連絡が入ってくるのだった。
みぞれさんと呼ばれていた本城(神尾佑)は、朝陽の先輩であり元県警捜査一課の刑事であった。
借金が原因で所轄に左遷されてしまったのだが、余命半年ということもあり全てを遥日に伝えることにしたのだと語りだす。
そこで本城は、優秀だった朝陽から「雪松の指示でリサを撃った」という悩みを打ち明けられたのだという。
朝陽は新人時代から熱心に教えてくれた雪松がなぜそのようなことを指示したのか理解できないが、上司からの指示ということもあり実行したのだと語る。
それでもリサが凶器を持っていなかったことを知った朝陽は、ますます雪松への疑問が強まってしまった。
そして本城は、そのことを朝陽が雪松に問いただそうとしていた時に転落死してしまったことを聞いたのだという。
借金のこともあり警察を辞めるわけにはいかなかった本城は、その事件について口を閉ざすことにしたのだと話すのだった。
その頃雪松が全ての事件に関わり捜査していたことを知った森園と鹿浜は、現場に合った凶器も雪松が仕込んだのでは?と疑惑を強める。
さらに2番目の事件で、肘に火傷のある人物の存在を知った森園はそれが雪松ではないかと疑う。
鹿浜はお茶を雪松の腕にこぼして腕まくりをさせることに成功するのだが、その肘に火傷の痕を見つけることができなかった。
一方朝陽の気持ちや事件のことを知った遥日は、自らの危険を顧みずに雪松のことを尾行することを決意するのであった。
どんどん怪しさを増す雪松ですが、森園が追っていた人物ではないことが判明してしまい捜査がふりだしに戻ってしまいましたね。
雪松が前回からしきりに電話をかけている相手が誰なのか、そして息子を心配そうに見つめる姿などかなり気になる展開でした。
星砂も一瞬人格が切り替わったのですが、遥日と出会う前にまたしても入れ替わってしまいかなりもどかしい気持ちになってしまいました!
【初恋の悪魔】9話ネタバレとあらすじ
9話ネタバレ
- 雪松が犯人ではないかと疑う森園と、慎重になるべきだと冷静さを保つ鹿浜の意見が割れ衝突してしまう
- 雪松ではなく弓弦に怪しさを感じた小鳥たちは、証拠隠滅を図る弓弦を捕まえそこで犯人が雪松だと聞かされる
- 過去の事件のこともあり雪松を追うことにしたのだが、弓弦の腕の火傷の痕に気が付き逃げようとした星砂が襲われてしまう
- 逃げる星砂だったが、その間に森園が割って入り森園が背中を刺されてしまうのだった
9話の詳しいあらすじ
悠日(仲野太賀)と小鳥(柄本佑)は、怪しさを増す雪松(伊藤英明)のことを調べ始める。
2人が雪松を尾行し家の前までやってくると、雪松はコンビニに出かける息子の弓弦(菅生新樹)と笑顔で会話を交わしていた。
雪松を怪しむ悠日とは別に、琉夏は弓弦が一連の事件の犯人なのではないかと考え始めるのであった。
一方服役中のリサ(満島ひかり)と面会した鹿浜(林遣都)は、星砂(松岡茉優)に何も語らず塞ぎ込んでいることを伝える。
リサが傷ついた原因を知って取り乱す星砂だったが、鹿浜はそんな星砂を優しく抱きしめ捜査を続行することを固く決意する。
翌日自宅にやってきた森園(安田顕)と協力して、3人は手分けして捜査を進めることにする。
鹿浜が3年前の朝陽(毎熊克哉)転落死現場であるホテルへと向かうとそこでベテラン清掃員から話を聞く機会を得る。
そこで鹿浜は、朝陽が転落する前日に雪松が現場の下見に来ていたという情報を得る。
その頃被害者遺族の元に出向いていた森園は、亡くなった3人が同じアウトドアクラブに所属していたという共通点があることを突き止めるのだった。
殺された3人に共通点があったことから、雪松による連続殺人事件の可能性があると考えた森園はすぐに動き出そうとする。
しかし冷静に事件を整理すべきだと考える鹿浜との間で意見が割れてしまい、2人は衝突し仲違いしてしまうのだった。
その頃雪松の家の張り込みを続けていた悠日と琉夏は、深夜に家を出る弓弦の姿を発見して尾行していく。
すると弓弦は、持っていた紙袋から殺された人物の靴を捨てようとする行動を目撃しその場で弓弦を取り押さえる。
遥日たちに取り押されられた弓弦は、観念したのか一連の事件の犯人が父親であることを語り始め「父を逮捕してほしい」と語り始める。
過去の事件やアウトドアクラブのことを探っていた鹿浜と星砂は、当時川で流されて亡くなった少年がいたことを知る。
そこに弓弦を連れてやってきた遥日たちは、犯人が雪松だという証言を聞き出し録音したボイスレコーダーを再生する。
そこには川で流されて亡くなった少年を殺したのが雪松であることや、数年後そのことで強請ろうとしていた3人を雪松が殺したのだと語られていた。
確固たる証拠を掴んだことで弓弦を家に匿った鹿浜は、遥日と共に雪松の元へと向かっていく。
その頃事件解決を望む森園が雪松の前にやってきて調べ上げたことを伝えると、その話に雪松は項垂れ「私が悪かった」と呟くのだった。
一方鹿浜の自宅に残っていた星砂は、塞ぎ込む弓弦に朝食を届けに行き優しい言葉で弓弦を元気づけようとする。
するとそこで鹿浜のコレクションのハサミが開けられていることや、弓弦の腕に火傷の痕があることに気がつく。
弓弦が事件に関係していることに気がついた星砂が慌てて逃げようとするのだが、それに気がついた弓弦に追い詰められてしまう。
絶体絶命のピンチで目を瞑る星砂は、弓弦が倒れる音に気がついて目を開けると、そこにはハサミで背中を刺された森園の姿を発見するのだった。
やはり弓弦がこの事件に大きく関わっていたようで、雪松は親心からその犯行を隠蔽していたようですね。
それにしても、森園の死亡フラグの件や靴のことなどかなりの伏線が散りばめられた展開となっていて最終回にどう回収されていくのか楽しみですね。
鹿浜と遥日と星砂の三角関係もどのような結末を迎えるのかにも注目して、次回を楽しみにしたいと思います!
【初恋の悪魔】最終回ネタバレとあらすじ
最終回ネタバレ
- 連続殺人事件の本当の犯人が弓弦であることが判明し、息子のために事件を雪松が揉み消していたことが判明する
- この事件をきっかけに元に戻った星砂は、無罪となり釈放されたリサに会いに行き自らのことを説明する
- 星砂はちゃんと病院に通うことを決め、鹿浜ともう一人の星砂の関係もすっきりとさせるのだった
最終回の詳しいあらすじ
父親の雪松(伊藤英明)がこれまでの連続殺人事件を起こしたと語る弓弦(菅生新樹)を匿うことにした鹿浜(林遣都)と遥日(仲野太賀)は、2人で雪松の元へと向かっていく。
その頃本性を表した弓弦は、訪れた森園(安田顕)と星砂(松岡茉優)そして留守を預かっていた小鳥(柄本佑)に襲いかかる。
小鳥からの連絡に異変を感じた鹿浜たちは、大急ぎで自宅に戻っていくと真新しい血痕と平然とおにぎりを頬張る弓弦の姿を発見する。
弓弦は星砂が怪我をして病院に行ったのだと語るのだが、森園のスマホが近くにあることに気が付き2階へと駆け上がる。
そんな2人を押しのけ2階の部屋に向かった弓弦がその部屋に逃げ込んでしまい、遥日は扉の隙間から横たわる星砂たちの姿を見て絶句してしまうのだった。
鹿浜たちが慌てる一方で、弓弦は雪松に「またやってしまった。助けてほしい」とメッセージを送り雪松は鹿浜の自宅へとやってくるのだった。
今までの事件は全て自分がしたことだと語る雪松だったが、鹿浜は弓弦を守るための雪松の嘘だと指摘しこの事件の推理を語りだす。
なんとか息子を守ろうとする雪松だったが、全てを鹿浜たちに知られてしまいガックリと肩を落とす。
鹿浜はコレクションのハサミの一つを遥日に渡して復讐をしようとするが、遥日から星砂たちが生きていることを聞かされその手を止める。
雪松と弓弦が逮捕され、病院に運ばれた星砂が目を覚ますと以前の星砂に戻っており遥日は喜びの表情でその手を優しく握るのだった。
星砂が元に戻ったことに喜びを感じる鹿浜だったが、同時にまた一人になってしまったことに寂しさを感じ始める。
一方星砂もまた、自分の中にもう一人違う人格がいることに気付かされモヤモヤしたものを感じていた。
そんな中森園から、雪松の自白によりこれまでの事件の犯人として捕まっていたリサたちが釈放されることを告げられる。
もう一人の自分との決着をつけるためにと、リサ(満島ひかり)を迎えに行ったホシはそこで二重人格であることを説明する。
困惑するリサであったが、そのことを受け入れることにし星砂に優しい自然を向けるのであった。
その後遥日は警察署の総務課として復職することが決定し、居候していた鹿浜の家から出ていくことを決意する。
遥日と星砂が出て行ってしまったことで、鹿浜はその家の広さに気付かされてしまいふと寂しさが込み上げてきてしまう。
そんな寂しい思いを拭い去るようにと、鹿浜はこれまで以上に仕事に取り組むことにするのだった。
しかしふと遥日や小鳥そして星砂のことを思い出してしまう鹿浜は、これまでの思い出を整理するかのように自宅の模型を作るのだった。
そんなある日の夜、物音に気がついた鹿浜は自宅の玄関に星砂が立っていてそれが入れ替わった星砂だということに気が付く。
遥日を心配する鹿浜だったが、星砂は「これが最後かもしれない」と自分が消えてしまう可能性を口にする。
すべてを理解した鹿浜は、星砂と楽しい時間を過ごし笑顔で別れることができたのだった。
それから数日後、慌ただしい様子で事件現場の模型を持ってきた遥日と星砂そして小鳥は「事件を一緒に解決しよう」と声をかける。
迷惑そうな素振りを見せながらも、鹿浜は呆れたように笑い「マーヤのヴェールをはぎ取るのだ」と持ち込まれた事件の推理を始めるのだった。
雪松がすべてを話す場面で、小学校の時の事件から弓弦のメッセージに苦しめられていた様子がとても心に響いてくるシーンでしたね。
相変わらずのんびりとした小鳥の様子や、シリアスながらも笑わせられる森園の存在もこのドラマのいいアクセントでした。
事件解決もそうですが星砂と鹿浜そして遥日の3人の関係もすっきりとしたエンディングで、大満足の最終回だったと思います!
【初恋の悪魔】は原作漫画なしのオリジナル作品!脚本家は坂元裕二
ドラマ「初恋の悪魔」の原作や脚本家について調べてみました。
【初恋の悪魔】は原作漫画なしのドラマオリジナル脚本
ドラマ「初恋の悪魔」は完全ドラマオリジナル脚本です。
よって原作となる漫画や小説はありません。
警察署の設定ではあるものの、ミステリーでありコメディでありラブストーリーでもある本作品。
要素が盛り沢山であるため、オリジナルのストーリー展開が楽しみな作品です。
「初恋の悪魔」キャスト相関図を確認>>
【初恋の悪魔】の脚本家情報
ドラマ「初恋の悪魔」の脚本家は坂元裕二さんです。
坂元裕二さんはかつて一大ブームとなったトレンディドラマの旗手として、大活躍した脚本家です。
「東京ラブストーリー」「二十歳の約束」などフジテレビ月曜9時台の連続ドラマを数多く手がけ大ヒットしました。
映画では「世界の中心で、愛を叫ぶ」「ギミー・ヘブン」などの脚本に参加。
土井裕泰監督作「花束みたいな恋をした」で、自身初となる映画オリジナル脚本を手がけました。
他にも、戯曲「またここか」では岸田國士戯曲賞の最終候補となるなど新しい分野でも才能を発揮しています。
- 大阪府出身 奈良育英高校卒業
- フリーターをしながら脚本を学び、19歳で「第1回フジテレビヤングシナリオ大賞」を受賞。
- テレビ局のアシスタントをしながら腕を磨き、「東京ラブストーリー」が大ヒットする。
- 芸術選奨文部科学大臣賞放送部門受賞ほか多数受賞。
- 主な作品に「Mother」「それでも、生きていく」「最高の離婚」「カルテット」
- 2016年より東京藝術大学大学院教授。
坂元裕二さんコメント
わたしの新作です!7月からの連続ドラマ「初恋の悪魔」。面白いのでぜひ観てください!
引用元:坂元裕二Instagram
スポンサーリンク
【初恋の悪魔】のネタバレ最終回と結末予想!
「初恋の悪魔」は一体どんな結末を迎えるのでしょうか。
完全オリジナルではありますが、公式サイトに大ヒントが!
いつしか芽生えた4人の友情、そして恋。やがて4人は、より大きな真実と運命に飲み込まれていくことに…!
引用元:初恋の悪魔公式サイト
4人で事件を解決していくうちに、もっと別の事件に気づいてしまうのではないでしょうか。
例えば組織ぐるみの隠蔽工作とか、裏取引をしている警察幹部とか!?
という訳で、大胆にも最終回を次のように予想してみました。
結末予想①難事件を解決することでそれぞれが成長する最終回
主人公の1人である鹿浜は停職処分中という設定です。
この処分が最終回で解けて、県警の捜査一課に戻ることができるというストーリーです。
人付き合いが下手な鹿浜がまず出会うのが、真逆のタイプの馬淵。
相手を油断させる人当たりの良さと、総務課という署内の情報にアクセスしやすい部署の人間です。
生活安全課という街の動きの最新情報を入手できる摘木と、数字につよく冷静な小鳥がさらに加わる。
そうやってそれぞれの能力を存分に発揮して次々と事件を解明していくうち、大きな陰謀に気づいてしまうのです!
そしてそれすらも、いつしか芽生えた4人の友情によって解決へと導かれ悪は壊滅する。
協力し助け合ってきた4人は、影響を与え合いながら大きく成長します。
目の前のことを適当にやり過ごしていたなげやりな自分と向き合い、今をもっと大切にする生き方へと変化するのではないでしょうか。
友情は残しつつ、そうやってそれぞれの道を進み始めるという結末です。
結末予想②星砂との恋愛模様に結論が出る最終回
最初主要キャストが4人と聞いて、勝手に男女2人ずつと思っていました。
名前も星砂と琉夏だし、小洒落てこじれた恋愛模様が展開されるのかなあと想像しますよね。
ところが、琉夏は男性でしかも星砂ではなく渚に想いを寄せていきます。
ということは、琉夏を除いた三角関係で展開していきそうですよね。
ここでもうひとつ考察を入れてみます。
星砂の人物紹介にはこう書いてありました。
生活安全課で万引きなどを担当する刑事。かつては県警捜査一課に所属し、果敢に凶悪事件にも向き合ってきた。そんなこともあってか服装はいつも同じスカジャンスタイルで、言葉使いも乱暴でぶっきらぼう。しかし、実はそれは本当の彼女の姿ではなく…。
引用元:初恋の悪魔公式サイト
彼女が本当の姿を封印してしまった原因と、”より大きな真実と運命”に何か関係性があるのではないでしょうか。
もしかしたら、鹿浜が停職処分になったことも関係あるかも!
鹿浜が情報をリークしてるから見張れ、と馬淵が署長に言われるのもなんだか唐突ですよね。
大きな真実を解き明かすためには、星砂を深く傷つけてしまうかもしれません。
そこで、鹿浜との距離がぐっと縮まる!という可能性を考えました。
もちろん馬淵も同じ気持ちですが、空気が読める彼は身を引くだけでなく不器用な鹿浜を叱咤激励するのです。
そして事件解決後、馬淵や小鳥に見送られて県警の捜査一課にふたりとも戻ることができる。
ただ、事件の解決と同時に鹿浜と星砂の恋も終わってしまいます。
特殊な環境での恋愛は、突き進む勢いが激しい分正気に戻るスピードも早いということでしょうか。
でも決してお互いを嫌いになったわけではない、晴れ晴れとした終わり方になると思いますよ。
【初恋の悪魔】ネタバレ最終回と結末予想まとめ
今回は、「初恋の悪魔」の原作は漫画?ネタバレ最終回と結末までのあらすじを予想してみました。
坂元裕二さんの脚本は、登場人物がそれぞれ成長し自立していく結末が多いように思います。
たとえ離れ離れになっても、清々しい後味のドラマとなることは間違いないでしょう。
軽妙洒脱な坂元脚本、どんな風にキャラクターたちが動いていくのがとても楽しみですよね。
ぜひ、放送をお楽しみに!
スポンサーリンク